会社紹介
 



創業大正9年、天秤棒1丁で始めた初代。
法人として事業を発展させ魚作商店のみりん干しの味を確立させた現社長の二代目。
そして私で三代目になります竹内誠一です。

自然豊かな三重県熊野市新鹿町で、新鮮さと風味にこだわった干物を製造しています。


魚作商店の隣には新鹿海水浴場があります。
水質が遊泳場の中でも最高評価の水質AAにランクされており、夏場にはたくさんの海水浴客で賑わいます。環境省の選定する「日本の水浴場88選」、「快水浴場」に三重県で選ばれたのは志摩の御座白浜と新鹿の2つだけです。自然豊かな地物の熊野灘で獲れたものを中心に、全国、海外から厳選した新鮮な魚介類だけを使用しています。


徹底した品質管理



鮮度管理



気候に応じて気温が高い時期は冬場の3倍の氷で鮮度管理しています。寒い時期は魚にはいいのですが、作業するのには堪えます。冬場も氷は欠かせません。


解凍管理



冷凍された素材をいかに鮮度を落とさずに解凍できるか。技術の発展に伴ってより良い解凍方法が開発されているので、日々研究・改善しています。


味付け管理



塩漬けは塩分濃度を測定し、魚の重さに対して、量、時間を決めています。新しい原料を使用するときは出来上がりを試食し品質を保っています。みりん干しの味付けを行うときも同様です。


乾燥管理



冷風乾燥を基本として、温風乾燥、天日干しといった乾燥方法を使い分けています。素材の質、加工方法、気候、温度、湿度などの影響を考慮して変える必要がある重要な工程です。


保管管理



一部の商品を除き当店では真空パックで包装しています。空気と触れさせないようにして、干物を酸化させないようにします。包装、箱詰めされた干物はマイナス30℃の冷凍庫で保管します。冬は外気10℃、冷凍庫マイナス30℃のため、冷凍庫に数十秒入るだけで体が冷え込む感覚を覚えます。


出荷管理



干物をお送りする際、当店は冷凍便を使用しています。夏場はもちろん、一番いい状態でお届けするために冬場も冷凍便を使用しています。品質を落とさないことが一番の理由ですが、天候不良等で配達不可の場合でも冷凍保管となります。


お客様とのコミュニケーション



お客さまのお褒めの言葉やお喜びの言葉をいただけることが当店の喜びです。また、改善点や今回は期待はずれといった声もございました。そういった貴重なコメントに真摯に向き合い、お客様と直接お話をさせていただくこともございます。原因を探し、改善し、気持ちを引き締めて精進してまいります。


干物屋として最善を尽くす



品質管理、お客様とのコミュニケーション、これらを完璧にこなしたとしても、いい素材(大自然の恵み)を高品質(漁師さんこだわり)で水揚げされなければ究極の干物の味には届かないのです。そういった中で干物屋として「最善を尽くす」ことが当店のこだわりです。「やっぱり喜ばれたいから」失敗の中にヒントがあり、逆境の中にチャンスがあります。当店は創業以来からたくさんの失敗やお客様からの声を大事にし、なぜそうなったのか、どうすればお客様に喜んでいただけるか。この想いを大切に良い素材を最高に美味しく、自然の恵みに感謝し、自然から与えられた素材を当店の知恵と技術で美味しい干物に仕上げるよう精進いたします。

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